大日如来

働き等 大自然の摂理ー「真理」が「仏」であるといわれています。
この真理を信仰の対象として偶像化したものが毘廬舎那(びるしゃな)仏であり、真言密教では、大日如来である。大日如来の分身として、自然の摂理の様々な側面を表すものが他の如来や菩薩等である。
真 言  おん あびらうんけん ばざら だどばん
60番 大日如来坐像

「働き」に示したように、大日如来は大自然そのものであるから、
直説に法=仏法=を説かれることはない。人間に説かれたの
は、大日如来の分身として人間界に姿を現した釈迦如来を通じ
てであった。                               
如来は通常装身具など身につけないが、大日如来だけは如来
の中心であるから、王冠をつけている。              
左手人差し指を右手で包み込む形の手の組み方を
智拳印とい
う。全神経を1点に集中している姿だという。           

釈迦如来

働き等 大自然の「真理」に目覚めた最初の人。大宇宙に存在する多くの如来の一人で、人間界に現れた如来である。「真理」をとき、人々を救済する。人類の大恩人といえよう。
真 言 のうまく さんまんだ ぼだなん ばく
1番 釈迦如来坐像

阿弥陀如来、薬師如来、釈迦如来は手指の組み方(印相)以外
では区別しがたい。いずれも釈迦の出家後の姿がモデルといわ
れています。                               
釈迦如来の印相の特徴は、挙げた右手の5本の指を伸ばして、
中指を少し前に出しています。(石仏では判別できにくい)    
これは、中指が釈迦如来の象徴だからです。           
ちなみに、親指は大日如来、人差し指は阿弥陀如来、薬指は
薬師如来、小指は弥勒如来を表すといわれています。      

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