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そらもよう
元気ハツラツな娘2号です。
文章を書くのが大好きなので、突然コラムなどこさえてみました。
お暇な方はお付き合いくださいませm(_ _)m
 

49    就職活動って暗い・・・ (05/03/03)
 
環境の変化を一番恐れていたのはわたしだ。
 
散々 環境にケチをつけ、新しい舞台を選べない。
「どこに行ったってそれなりに上手くやれる」
だから選べないんだと思ってたけど。
あらら。
本当はどこを選んでも新しい環境だから嫌なんだ。
最低な今だとしても、それでも近くに救いはあった。
それさえゼロになるのが恐いのだ。
だから今よりいいって保証を探す。
 
今の延長線上に固まった未来や、
自分の望む『幸せ像』に少しでも近い場所を選ぼうとして、
見誤ってはねじれの位置に立つ。
いっそ全部捨ててみる?
環境の変化を悲観せず進みたいなら、そこからしか始まれないのかもしれないよ。
 
だってこれが最後の選択かもしれないから。
 

50    「獣医さんになりたい」 (2005/02/09)
 
獣医さんになりたいと思ったのはわたしの大切な友達をいい加減な獣医師に殺されたらたまらないと思ったから。または子供は常に真実を知りたがってそれに耐えうるものなのに、意外とえらぶって情報をくれないから、もっと子供と仲の良い、なんでも伝えてくれる獣医さんが必要だと思ったから。
少し大きくなってやっぱり動物が好きだから動物を救える仕事がしたいし、人が好きだから接客業である獣医は天職なんじゃないかと思ったこともあった。
でね、夢って近づきすぎると何だか違って見えるものなのかな? 身の回りの獣医さんはあまりに慌しくて子供とか動物の飼い方とかそういう次元にいない人ばっかりだから、それを見るにつけ獣医さんってそんなに夢のような仕事??ってハテナマークが浮かぶ。そうじゃなくってもっと人が動物と暮らせて良かった!幸せだよ!って笑うのを見る仕事がしたいんだと思う。そうやって楽しいことを仕事に求めるわたしを見て「仕事=他人のため」なのにと言って苦笑する人もいる。そうなのか?
接客業の基本って自分が笑顔だから相手もいい気分になる、ってもんでしょ? 馬鹿じゃなけりゃ作り笑顔か充実して現れる笑顔かなんて分かるじゃん? だったら楽しいとか遣り甲斐があるとか自分にプラスなパワーが出ることじゃなきゃだめだよ、やっぱ。
じゃあ何がしたいんだ?ってそこを振り返って久しぶりに立ち止まってみた。獣医さんにはなりたいよ、なんだかんだ言ってもね。でももっともっとたくさんの人に何か伝えられる仕事があるならやってみたい、社会に流れを生み出すことに加担できるチャンスがここにあるから。そうして慣れないスーツに腕を通す。企業を社会を覗いてみよう!!!
 
 

51    おばあちゃんのオハギ (2005/02/05)
 
その一日で心のざわつきが治まったこと
 
いつのまにか心に開いた穴やそこから沸き溢れてくる不安
立ち直っても立ち直っても追ってくる孤独
友達に癒されて笑った次の日には動かなくなる心
それが自分に起こっているという事実への落胆
 
なぜ自分がだめになったか見定められず、
だから全て投げ出すには寂しい
でも這い上がるには気持ちが欠けてしまった日々
 
支えられずに立つための試練なのか?
そもそも支えがないのが「異常」なのか?
 
 
家という小さな空間に人が一緒にいること、
他愛もない小さな出来事を躊躇うことなく語り
古い話に新鮮に耳を傾ける
それだけで久しぶりに食欲が湧いてくる
「安心」ってこういうことなんだ…
すぐそばに味方がいる
こんなに大事に思ってくれている
あんなに悩んだ「支え」はこんな簡単に手に入り
空気のように自然にただ在る
 
おばあちゃんはとても人を大切に思う人
起きてしまった悪いことに怒ってもしょうがないと何でも笑って許す人
それを自然に生きる人
でもおばあちゃんの長い人生にもいろんなことが起こったはず
いつの間にか私は「大人」の年になり
人並みに挫折も苦痛も味わったから
もう辛いことはそうないと知らず知らず思い込んでいたみたい
そして、いつ誰にでも『そんなとき』が訪れうることを忘れていた
それは単純に『ちょっとイケテナイ』だけのとき
 
やってることが合わないとか考え方が違うとか
一緒にはやりづらいとか居心地がどうだとか
一つ一つの小さなことが生み出す『そんなとき』
長い人生の中の何度目かのそんなときが来てるだけ
そう受け入れただけで不思議と何もかもが元の自分に返る
 
私は元いた場所に治まり、笑いながらみんなと美味しくオハギをつまんだ
ああ、私はおばあちゃんみたいな人になりたい
 
 

52    少数派 (2005/01/23)
 
わたしは間違っていますか?
わたしの考え方って珍しいですか?
マイナーですか?
マイナーってなんだ?
どの枠の中でそんな話してるのさ?
ここでマイナーだったら、否定されなきゃいけないの?
ここに適するように生まれたんじゃない。
ここに適するために育まれた気持ちじゃない。
 
異端て何だ?
それじゃダメって誰が決めたの?
合わないけれど歯を食いしばるのは自分で選んで来た道だから。
後ろ向きに選んだことがあったとしても自分が決めたことだから。
向いてても向いてなくても乗り越えるのは自分だから。
壁の高さを周りで計らないで。
わたしはしっかり立っている。
ダメと言われるいっぱいの友達と支え合いながら立っている。
自分の中のキレイなひとかけらを失わずに生きるために、
それはとってもメジャーなあり方。
 
 

53    どん底から (2004/12/31)
 
忙しくて頑張っているときと同じくらい、
辛くて頭から潜り込んでいるときも文章が書けない。
そういうことに気付いた冬。
 
辛いことを辛いと、
苦しいことを苦しいと、
逃げ出したいことが沢山あることを、
言葉に表すことさえできないそんなとき。
その瞬間って残せないよ。
だからどんな「どん底からのサクセスストーリー」を応援歌にされても
自分のどん底からは這い上がれないのかもしれない。
引き上げてくれるのはたった一つ自分自身の小さなサクセス☆
 
だから
枕を離す勇気が芽吹いて
布団からゆっくり顔を出して
一歩外の空気を吸って
そして
誰かに会ったら、その人を少しだけ幸せにしてあげる何かを考える。
そのサクセスをちょっとづつ積み上げて
元気になるための応援歌を作る。
 

54    多摩動物公園 (2004/11/15)
 
多摩動物園での実習内容はペラペラ口外してはいけないお約束。
 
でもそこで気付いた一番嬉しいことは
子供達はまだまだみんな動物園が大好きで、動物を前に歓声を上げ、
そこは幸せの王国。
まだまだ捨てたもんじゃないなぁ。
ここは、まだまだ日本の未来を産む可能性を持つ場所。
動物園にもっともっと子供達を育てて欲しい。
 
私も大きく息を吸い込むと、
「ドキドキすることワクワクすること、目を輝かせて進むこと」
そんな暫く忘れていた感情を思い出した。
どこに忘れていたんだろう?自分らしく笑うこと。
少しわがままにドキドキするような未来を描き直そう。
 
 



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