ホーム 折々の想い 写真帳 協働農園日記 my roses そらもよう
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そらもよう
元気ハツラツな娘2号です。
文章を書くのが大好きなので、突然コラムなどこさえてみました。
お暇な方はお付き合いくださいませm(_ _)m
 

13    めぐみ  (2007/03/08)
 
私に与えられたたくさんのもの。
多くの優れた人々に私が巡り会わされ、
その度に愛して受け入れてもらえること。
 
たくさんのことに頑張ってこれたのは
頑張る自分が導き出される環境が与えられていたから。
 
自分は好きだけど、自信はまだない。
それは、今の自分のほとんどは、
まだ与えられた『めぐみ』でできているから。
 
きっと自信家になるにはまだまだずっと時間がかかる。
ならなくてもいい。
自分がとても恵まれていて、
受け入れられてきたから受け入れていける。
 
そうして弱かった跡がだんだんと覆われていく。
 

14    ネーズの避妊 (2006/11/18)
 
11/16にネーズの避妊をした。
前の晩はなんだかソワソワして寝つくのに時間がかかった。
嫌だなぁと思った。
なんでこんなカワイイのに子供を残しちゃダメなんだろう。
どうして健康なこの子の腹を開けるようなことをしなきゃならないんだろう?
あぁ 病院に来る飼い主さんの「本当に避妊は必要ですか」の問いかけも、こんな気持ちから生まれて来るのかなぁ。
きっと知識的にもペット飼育の常識的にも、『避妊すべき』だってことは知っていて、それでも生じる不安と嫌悪感から逃れるために、一押しして欲しいという人もいるんだろう。
そんな感情がある他方では、ペットショップ用に生産された犬の2割が売れずに処分されているという発表を見た。
きっと実際はもっとだろう。
 
(…書きかけのまま)

15    咬まれて学べ!;新人獣医1年目の記録 (2006夏)
 
0619 日本犬に首咬まれる。
      よけたから大事はないが、首は初だぁ。
0623 ネコに3箇所ぐらいガブ咬みされる。
      でも保定士やったし、これも勉強。
0717 ノラネコお返し。
      ケージ抑えようとしたらケージの網の間からカプリ。
      ええぇ。
 

16    アッと言う間に夏が来て... (2006/07/21)
 
憧れの獣医師になって、駆け足で3ヵ月が過ぎた。
働き始めた4月には雪がまだちらついていたというのに、
もう梅雨も明けようとして蒸し暑い。
 
だんだん、毎月の目標達成率が下がっていく。
でもだんだん一緒に過ごしたい友達が増えていく。
 
帰り道に勉強する日が減って、
そのくせ、夜間救急に興味を示してみたりする。
 
足りない。
全っ然、足りない。
もっと勉強しなきゃなんないのに、
でも漸く自分が自分らしさを取り戻した今をもっと大事にしたい。
 
久しぶりに2004年までに書いた文章を全部読み返してみた。
抽象的すぎて、読んだ人には意味分かんないっしょ!って思う稚拙な文でも、
自分にとっては「そのとき」が思い出せる。
だから本当に書き残しておいて良かった。
 
だから、
また久しぶりにノリで書くんじゃないコアな自分を残していこうと思った。
 

17    ある日、ある犬に訪れた別れ (2006/06/07)
 
貧血重度の犬を飼い主さん宅で預かり、検査のために病院へ連れて帰る。
 
検査の結果、できることが無くはないけど、何もせず、おうちに帰ることになった。
 
ある先生は
「せめて夕方まで預からせてくれれば輸血して薬使って…
 飼い主に気持ちの準備する時間も与えられて…」
ってずっと言ってたんだけど。
 
その飼い主さんは前の子を病院での預かり中に亡くしたことがあって…。
しかも、もう覚悟を決めた後の涙の顔だったから、
私は引き離さず家に帰してあげたので間違ってなかったと思ったんだ。
 
延命の可能性にかけて病院に預けてもらうときもある。
でもそれで飼い主さんが満足できなかったら1週間長く生きても幸せじゃない。
 
獣医が「あと2日」っ思った子が「1週間」頑張れたとしても、
病院に半日預けながら徐徐に弱っていく1週間より、
片時も離れずに過ごす2日間の方が「長く一緒にいれた」と感じることもある。
 
 
飼い主側の感覚だけじゃ勤まらないし、かといって飼い主の心情を
汲み取れなければ決して通じあえない職業なんだね。

18    『ありがとう』と『ごめんなさい』 (2006/04/20)
 
どこで誰に聞いたんだったか、読んだんだったか、かなり昔、
「『ごめんなさい』と言いたいときに、それを『ありがとう』に変えたら、
 お互いに幸せな気分になれるんだよ」
っていうのを知りました。
これは、今も大事に実践してることなんだけど、
「遅れてごめんね」を「待っててくれてありがとう」
「行けなくてごめんね」を「誘ってくれてありがとう」
みたいな感じ。
 
やってみると、意外と生活の中の『ごめんなさい』の半分ぐらいは
『ありがとう』に直せるような気がする。
もちろん『ごめんなさい』を言わないわけじゃない。むしろ言いすぎる方。
ちょっとしたことが気になって、基本的に自分から謝る。
でもそんな『ごめん、ごめん』ばっかりになる自分が嫌で、
そんな私のブレイクスルーだったわけ。
 
で、実際に、自分が言われる側になって考えてみると、
『ごめん』をいっぱい言われると疲れるでしょ?
気持ちは分かるけど、せっかく気を使って「そんな謝らないでね」って
雰囲気作ってるのに謝り続けられても楽しくない。
だから最初に謝ったら、すぐに、『許してくれてありがとぉ』って思って欲しいなぁ。
 
逆にね、『ありがとう』って言われるとすっごく嬉しい。
自分は気にしてない時に『ごめん』を言われるとちょっとテンション下がるけど、
逆に自分にとってはどってことないことで『ありがとう』を言われちゃうと
何か得した気分になる。
私はそういうのが好き。
 
だから、他人に対して気後れを感じる人ほどコレをやってみて欲しい。
一気にプラスの空気が流れ始めるから!
 
ただし、『ごめんなさい』が言えない人が 私は嫌い。
『ありがとう』を言えない人と同じぐらい嫌い。
 
だから、自分も、『ごめんなさい』と『ありがとう』、どっちも大事に、どっちも素直に口に出来る自分でずっと生きていきたいなぁと思うわけなのです☆
 
 



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