獣医を目指す高校生の話を書いてた好きなマンガ家さんがいる。
なんで好きになったかっていうと、その人の作品には『世の中に訴えたいもの』があったから。
でも、訴えたいものにこだわったせいか、有名な雑誌からマンガが消えた。
動物なんて何とも思わなかった主人公が、真剣に世界に向き合いたいと思った辺りで…。
世の中をふうしする面が強すぎると確かに受け入れられにくくなる。
けど、もともと獣医だった作者が訴えるべき手段としてペンをにぎったんなら、いつか一緒に仕事をしてみたいなぁ。
『獣医さんに置くマンガ』が作れないもんかな、っていうのが わたしのアイデア。
長い待ち時間に読むために、待ち合いにいろんな工夫をする病院があるんだけど、そこから発信される強い情報があったらいいなぁって。
取り入れたい内容は、保健所のこと、シェルターのこと、野良猫を減らす活動や「地域猫」のこと。ペットショップのこと。
そして日本の獣医の姿がなぜ今のようにあるのか。
病気のことを入れたいと思わないのはネットでも山のように流れてるし、それ以前に病院でちゃんと説明できなきゃだし。
ペットについての本はいっぱいある。
でも、本で読むほどは関心ないけど、マンガなら、っていう世代に向けて作ってみたい。
獣医さん発だからこそのマスコミの注目を利用して、仲良い獣医さん巻き込んで。
な?んて、それが獣医師会でまかり通るだけの地位がわたしに築けるかなぁ。
いつかでいい。焦らない。
今、書き留めておけば、夢を描く暇もないほど忙しくなった頃に、夢は形を持ち始めるかもしれない。
曲がんなよ、わたし!
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