未来の私は、ちゃんと覚えていて頑張ってるかもしれないけど、
もしかしたら忙しさにすっかり忘れてるかもしれないから、
これを読んで思い出して欲しい。
私が思い描く獣医さん、それは学校帰りの子供たちが「先生?っ!」って入ってきて、
自分のうちのイヌの話や学校のウサギの相談をしてくれる獣医さん。
公園ぐらい当たり前に子供が寄り道できる病院。
やろうと思えばできると思うんだ、『子供のための動物との遊び方教室』。
前に、とっても大きな腫瘍ができたウサギを連れてきて
「これを見たら子供たちがショックを受けるから安楽死して下さい」
と言った学校の先生を見たことがある。
おかしいでしょ、完全に!
1羽のウサギを子供たちは識別しているし、いなくなれば不思議に思う。
どうしていなくなったの?自分たちはもっと何かしてあげられなかった?
そんな、まだ自分で情報を集めることを知らない子供たちに、
どんなふうに友達と過ごしてあげたらいいか教えてあげたい。
毎月第2、第4日曜は子供と動物の日!みたいな感じで。
家では飼えない子にも動物の暖かさを教えてあげたい。
夢見ごとかなぁ。
だとしても口に出して初めてかなえられる夢もある。
先生になりたいと思ったほど子供が好きで、人が好きで、
それでもかなえた獣医の道だから、
子供と動物の交流の輪を広げながら、私は進んでいきたい。
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