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講師:麻布大学生命・環境科学部  江口 祐輔 先生
人と野生動物との共生を目指すには!
野生動物と人との軋轢を解消するために必要なこと

動物への理解をアップデートする
・動物の目線と人の目線の違いを理解する
・動物に対する言い伝えや思い込みを検証する
・昔話や言い伝え、うわさに惑わされないこと
・無知の恐怖を理解する(正しく恐れる)

人の行動をアップデートする
・本来の目的を常に意識すること
・手段を目的化しないこと
・特効薬を求めないこと、科学的根拠を意識する
・最新技術に依存しない
・はやりのキーワードにこだわらない

動物と人の目線で考える被害対策

どうして被害が減らないのか?
・捕獲しても被害減少には繋がらない
・被害量
                1999年    〜 2020年
    鳥獣全て      458,800d  459,300d
    イニシシ.・シカ  349,800d   388,700d
・作物残渣 放棄竹林 放任果樹等が原因

どうして総合対策がうまれたのか?
・環境管理ー田畑を囲うー適切な捕獲

動物の行動と被害対策
・イノシシの跳躍行動の解明ー折り返し柵で跳躍行動を制御
・大型の野生動物は跳躍よりも潜り抜けを優先ー柵の設置技術や地際補強技術
・中型野生動物の潜り抜け能力の解明ー侵入防止に有効な柵の目合
・野生動物の感覚能力(視覚・聴覚・臭覚)ー人と異なる能力(動物の目線)
・野生動物の警戒行動と慣れの解明ー忌避させるのは困難
・イノシシの探査行動の特性ー電気柵の設置基準

おおち山くじら(猪肉)は利活用
・日本のジビエ新興(信仰?)
 獣害対策とのミスマッチ
  被害農家:被害の出る夏や秋に捕獲して!
  ハンター:脂の乗った冬に捕獲したい
・農村伝説の間違い
 昔からの言い伝え:夏の猪肉は不味い
 ーイノシシ肉の特性を知らずに下手な捕獲をしている
・被害対策の間違い
 政治家・行政:捕獲すれば被害が減少する
 ー捕獲強化⇒被害は減らない
 ージビエ利用で捕獲強化

三郷町(島根県)おおち山くじらの生産システム
・獣害対策とのマッチング
  被害農家:被害の出る夏や秋に捕獲してほしい
  捕獲:農地周辺の加害個体を確実に捕獲
・農村伝説を正す(畜産の科学的知見を導入)
 夏の猪肉も美味しい(脂肪が少ないだけ)
 ー体温を上げずに処理する⇒生体搬送・・体温低下
・被害対策の間違いを認識
  政治家・行政:捕獲すれば被害が減少する
  ー捕獲強化⇒被害が減らない⇒捕獲再強化
  ー被害が減らない⇒ジビエ利用で捕獲強化

獣害対策から始まる地域づくり
・被害はどこに行っても共通の困りごと
 住民間のコミニケーションがうまれる対策
  やってもらったのではなく、自ら勝ち取った充実感ー他のお困りごとも解決出来る力
・地域の資源は?
  技術も地域の資源ー皆で楽しむことから
・持続性は独自性
  地域にストーリーがうまれ、人が集まる。子どもからお年寄りまでイノシシに関われる
    *やらされているうちは何もうまれない!

被害対策の課題
・人を動かす力と持続力
  行政のスペシャリスト担当者がいない。現場臨床研究者の認知が遅れている
・条件不利地域の獣害対策
  強風で破れるネット。強風で曲がる支柱。支柱の錆はネットが破れやすくなる 


30〜40年間被害は減っていない。自然破壊ではなく、人がいなくなっている。体長70〜100a、60〜70sが多い。
遭遇したら
・あとずさりで距離を取る
・手お回す、手を振る
・慌てて逃げない、背中を見せない
・しゃがまない、うずくまらない
野生動物の餌
・柿、栗、琵琶、桑等の放任果樹
・餌が多くあり過ぎる
・牛の牧草地(イタリアライグラス)はイノシシの餌
・餌が重要!
奥山に戻すには
・草刈
・隠れ家をなくす
対策は
・忌避剤はあまり効果がない
・蚊取り線香もダメ
・光もダメ
・オオカミの尿もダメ
・ビニールテープもダメ
・柵はくぐる(20a)、15aの幅でも通る
・70sぐらいは、鼻で持ち上げる
・電気柵は、正しく張れば効果がある
・畑の動物を捕獲する
・金網、柵より壁を!
・柿を処分すれば、熊は出てこない
豚熱(CSF)
・豚の問題からイノシシの問題へ
・捕獲、柵、経口ワクチン
・養豚を護のが本来の目的

令和7年度産業動物講習会
とき:令和7年11月8日(土)
ところ:山口グランドホテル 2階鳳凰(山口市小郡黄金町)
講演名:牛のクロストリジュウム感染症戦略
講師:(株)益田大動物診療所 加藤 圭介 先生

肥育のまとめ
1.肥育牛の突然死
   壊死性腸炎が多くの割合を占めている。
   対策には多方面からのアプローチが必要である。
2.肥育牛の壊死性腸炎の診断
   血液循環不全を示す血液所見と超音波によるループ像の確認。
3.クロストリジュウム感染症に対するプロバイオティクスの効果
   ビオスリーAの給与にて壊死性腸炎の発生率は低下した。
4.クロストリジュウム感染症に対するワクチン複数回投与の効果
   C.perfringensの抗体価の持続性は短く、肥育全ステージのカバ   ーするにはワクチンの頻回接種が必要になる。
5.クロストリジュウム感染症におけるカビ毒の関与と核酸含有酵母系  カビ毒吸着剤の効果
   壊死性腸炎は乳牛のHBS(クロストリジュウム感染症)と発生機序   が同一であり、カビ毒吸着剤にて発生が抑制される。

HBSのまとめ
1.HBSの原因は飼料要因や環境要因に左右されるが、Clostridium
perfringens(C.perfringens TypeA)とAspergillus fumigatus(A.fumigatus)の混合感染が主。
2.初期診断には一般的なHBSの症状は不明瞭であることが多く、血液検査所見(特にWBC,HCT,BUN,,Ca、Cl)や乳量の低下の程度、産歴や搾乳日数などを中心に総合的に評価する。
3.予防においては、核酸含有酵母細胞壁由来の吸着剤の使用で、発生率は低下する。
4.乳量低下時にHBSが疑わしい場合、早期に治療を進める。内科治療においては、消化酵素製剤の使用が治癒率を上げる補助剤となる。また、初診時の診断が間違った場合でも、消化酵素製剤の使用が患畜に影響を与えることは少ない。

事業報告・学術学会
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NEWS&FAQ

第65回広島県獣医学術学会8月24日(東広島支部分のみ)

研究発表優秀者表彰
(1)獣医学術賞受賞
 「産業動物部門」
  肝機能指数を応用した酪農牛群での移行期管理の評価方法の検 
討
    金子 宗平(広島県農業共済組合 家畜臨床研修所)

(2)発表者
 ワンヘルスの取り組みと進捗状況について(3弾)
    平野 政敏(広島県獣医師会 東広島支部)

 広島県内で分離されたEntercoccus cecorumの細菌学的解析
    船守 足穂(広島県西部家畜保健衛生所)

 非金属製異物による子牛の創傷性心膜炎
    細川 久美子(広島県西部家畜保健衛生所)

 抗生物質使用後の乳汁から無培養で検出した細菌の形態に基づいた乳房炎治療方針の検討
    秋田 真司(広島県農業共済組合)

 携帯型PCRによるFIP迅速診断と飼育猫のFECV排泄調査
    佐々木 雄祐(さくらペットクリニック)

 令和4年度HPAI発生農場における飼養衛生管理の改善に係る取り組みについて
    鈴岡 宣孝(広島県東部家畜保健衛生所)

 感染症発生動向調査におけるエコーウイルス11型の検出事例
    鈴藤 和(広島県立総合技術研究所保健環境センター)

 猫の尾側口内炎に対する抜歯症例60例における予後因子の回顧的解析
    佐々木 雄祐(さくらペットクリニック)






学会開催案内
1)第65会広島県獣医学術学会
 日時:令和7年8月24日(日)
 場所:ホテルグランヴィア広島
     広島市南区松原町1番5号 TEL 082−262−1111
2)令和7年度獣医学術中国地区学会
 日時:令和7年10月11日(土)〜10月12日(日)
 場所:岡山コンベンションセンター
    岡山市北区駅元町14番1号 TEL 086−214−1000
3)第43回
日本獣医師会獣医学術学会年次大会(令和7年度)
 日時:令和8年4月21日(火)〜4月24日(金)
 場所:東京国際フォーラム
    東京都千代田区丸の内三丁目5番1号
 問い合わせ先:公益社団法人日本獣医師会
    東京都港区南青山一丁目1番1号 新青山ビル西館23階
    TEL 03−3475−1601 FAX 03−3475−1604
4)第41回世界獣医師会大会
 日時:2026年4月21日(火)〜4月24日(金)
 場所:東京国際フォーラム
    東京都千代田区丸の内三丁目5番1号
 問い合わせ先:公益社団法人日本獣医師会
    東京都港区南青山一丁目1番1号 新青山ビル西館23階
    TEL 03−3475−1601 FAX 03−3475−1604

事業報告

令和4年度事業報告 PDF

  令和5年度事業報告 PDF
 
  令和6年度事業計画
   1 獣医学術の向上推進
     (1)講習会・研修会の開催
     (2)会員の獣医学術の調査研究に対する援助
     (3)獣医学会への参加
     (4)大学(獣医学部)との連携
   2 獣医事業の推進
     (1)狂犬病予防事業の推進と連絡協調
     (2)家畜防疫事業及び家畜共済事業の推進と連絡協調
     (3)学校飼育動物への対応
       (学校飼育動物サポート指定獣医師)
     (4)獣医師倫理の要綱の実践
     (5)地域社会・メディア等を活用した啓発活動
     (6)医師会との技術提携
     (7)ワンヘルスの推進
     (8)ホームページの活用
   3 動物愛護事業の推進
     (1)動物・自然動物愛護への啓発活動
     (2)負傷疾病犬等の収容措置・
       地域猫への不妊・去勢技術提供
     (3)「どうぶつ愛護のつどい」への参加・協力
     (4)マイクロチップの普及推進
   4 会員の連絡協調と親睦

令和7年度事業

令和7年4月10日   監査        東広島家畜診療所 
   4月24日(木)  役員会  東広島家畜診療所
 5月22日(木) 東広島獣医師会総会  白竜湖(西条)
 6月22日(日) 広島県獣医師会第73回定時総会   ホテル グランヴィア
 8月24日(日) 広島県獣医学術学会  ホテル グランビィア 
9月20日(金)   動物慰霊碑献花  広島県動物愛護センター
 9月21日(土)  どうぶつ愛護のつどい  広島県動物愛護センター
 9月25日(木)  東広島市集合注射狂犬病担当者会議  東広島市役所
 10月9日(木) 広島県獣医師会動物慰霊祭   比治山公園慰霊碑
 10月11〜12日(日)  中国獣医学術学会 岡山コンベンションセンター 
 11月8日(土)  中国地区産業動物講習会  山口グランドホテル
 11月13日(木) 役員会   東広島家畜診療所
12月6日(土)   中国地区獣医公衆衛生講習会  サンラポーむらくも(松江)
12月11日(木)   忘年会  白竜湖


  令和6年度事業
   
 4月11日(木)  監査     東広島家畜診療所  
 4月18日(木) 役員会  東広島家畜診療所 
 5月23日(木)  東広島支部総会 白竜湖 
 6月16日(日) 広島県獣医師会総会 (予定)  ホテル グランヴィア
 8月25日(日)  広島県学術学会(予定)  ホテル グランヴィア
 9月12日(木)  東広島市狂犬病予防対策担当者会議  東広島市役所
 9月21日(土) 動物愛護のつどい   広島県動物愛護センター
 10月11日(金)  動物慰霊祭 比治山公園 
 10月19日(土)・20日(日)  中国畜獣医師大会・獣医学術中国畜学会  松江テルサ
 10月30日(水)  役員会  東広島家畜診療所
 12月8日(土)  広島ワンヘルス・デー  広島県動物カンリセンター
 12月12日(木) 忘年会  白竜湖 
 12月13日(金) 利用団体登録申請   東広島市市民協働センター
 12月21日(土) 令和6年度日本獣医師会「獣医公衆衛生講習会(中国地区)」   米子コンベンションセンター
 令和7年1月16日  支部長事務担当者会議  広島エールエール6階会議室
 1月24日〜26日  第42回日本獣医師会獣医学術学会年次大会 仙台国際センター 
 1月30日 役員会  東広島家畜診療所 
 3月13日  広島県獣医師会東広島支部学術学会  東広島家畜診療所
 3月17日 狂犬病予防事務及び手数料徴収事務委託契約   東広島市役所
  

令和6年度狂犬病予防集合注射

11月6日(水)   西条・志和方面  9:00〜15:20
 11月7日(木) 黒瀬方面  9:30〜14:35 
 11月13日(水)  西条・八本松・河内方面  9:00〜14:55
 11月14日(木) 福富方面  10:00〜11:00 
11月21日  高屋・豊栄方面   9:10〜12:25

令和6年度広島県獣医師会東広島支部学術学会

令和7年3月13日(木)10:00〜14:00

開催場所:東広島家畜診療所

発表演題

1.非金属製異物による創傷性心膜炎
        広島県西部畜産事務所 防疫課 村上 咲季

2.広島県内で分離されたEnterococcus cecorumの細菌学的解析    広島県西部畜産事務所 病性鑑定課 船守 足穂

3.黒毛和種子牛に発生した心筋型白筋症
     広島県西部畜産事務所 病性鑑定課 渡久川 兼誉

4.野間馬におけるボディコンディションと血液検査値との関係
     岡山理科大学 准教授 久枝 啓一

5.北海道東部の酪農場における初産牛の泌乳初期体細胞スコアと牛群の乳生産性及び死亡率との関連
    岡山理科大学 准教授 後藤 聡

6.ヤギの自動血球計算器による一般血液検査について
    岡山理科大学 講師 井上 陽一

7.牛における周産期の細菌感染に起因する子宮内膜炎と卵巣機能障害の関係 岡山理科大学 講師 山本 直樹

8.薬剤低減と省力化を目指したPRIDδ12日間留め置き定時人工授精:授精最適期の検証 岡山大学 学生 滝 碧衣

9.薬剤低減と省力化を目指したPRIDδ12日間留め置き人工授精:PG併用の必要性 岡山理科大学 学生 川口 さくら

10.抗生物質使用後の乳汁から検出した細菌の形態に基ずく乳房炎治療方針の検討 広島県農業共催組合 東広島家畜診療所 秋田 真司

11.酪農場におけるグラム陰性菌による搾乳関連機器の汚染調査と乳房炎発生との関連 広島大学生物生産学部 広島大学大学院統合生命科学研究科 准教授 鈴木 直樹

12.ネコの尾側口内炎に実施した抜歯71例の治療効果と予後因子の検討 さくらペットクリニック 院長 佐々木 雄祐

紙面発表

ワンヘルスについて (第3弾)           平野 政敏


令和5年度狂犬病予防集合注射
11月15日(水) 西条方面

9:20〜14:40

会場7箇所
   〃 黒瀬方面 9:00〜13:00 会場5箇所
11月16(木) 志和方面 10:00〜11:50 会場3箇所
  
11月16日(木)   黒瀬方面 9:00〜13:05  会場5箇所 
 11月21日(火)  八本松方面  9:30〜11:55  会場4箇所
    〃  河内方面  9:30〜12:55  会場6箇所
 11月22日(水)  高屋方面 9:15〜14:05   会場6か所
 
11月22日(水)   福富方面  9:30〜11:00  会場3箇所 
 11月24日(金) 西条方面   9:20〜13:00  会場6箇所
    〃  豊栄方面  9:10〜12:00  会場6箇所

学術学会

第42回令和6年度日本獣医学術学会 仙台国際センター

   鄭和7年1月24日(金)〜26日(日)それぞれ8会場で開催

第64回広島県獣医学術学会(東広島支部のみ掲載)

   令和6年8月25日(日)ホテルグランヴィアにて
研究発表優秀者表彰 
  獣医学術賞受賞(産業動物部門・第63回広島県獣医学術学会発
             表演題) 
   ・ 県内産ハチミツにおける腐蛆病菌の検出状況について
              船守 足穂(広島県西部家畜保健衛生所)
       
研究発表
   ・ 猫伝染性腹膜炎370例の治療中に発生した併発疾患の報告
              佐々木 雄祐(さくらペットクリニック)

   ・ 「ワンヘルス」の啓発の取り組み並びにその成果について
              平野 政敏(東広島支部)

令和6年度第51回中国地区獣医師大会・獣医学術中国地区学会(東広島支部のみ掲載)

   1.交雑種子群におけるネコノミ多量寄生による重度貧血の集団      発生(広島県農業共済組合 東広島家畜診療所  秋田 真      人)

   2.肝機能指数を応用した酪農牛群での移行期管理の評価方法      の検討(広島県農業共済組合 家畜臨床研修所 金子 宗平)

   3.「ワンヘルス」の啓発の取り組み並びにその成果について
     (広島県獣医師会 東広島支部 平野 政敏)

東広島学術学会


令和4年度獣医師会東広島支部・岡山理科大学獣医学部学術学会(令和5年3月16日 東広島家畜診療所にて)

1 ホルスタイン種搾乳牛の乳房の深さ、栄養状態、乳量及び乳質との関係 (岡山理科大学獣医学部 久枝 啓一)

2 抗GNRHワクチンによる潜在精巣牛の免疫学的去勢処置の有効性検討(岡山理科大学獣医学部 後藤 聡)

3 牛から分離されたE.FAECALISについての一考察 (広島県西部畜産事務所 兼広 愛美)

4 日本在来馬「野間馬」のアレルゲン特異的抗体検査 (岡山理科大学獣医学部 吉田 紗英)

5 エコーによる胎子期の蹄幅サイズと子牛の出生時体格の関連 (府中家畜診療所 秋田 真司)

6 牛伝染性リンパ腫の抗体検査結果から見る県内の浸潤状況と生産性の関連 (東広島家畜診療所 金子 宗平)

7 様々な菌叢の牛糞便を用いたSALMONELLA属菌検出条件の検討 (広島県西部畜産事務所 船守 足穂)

8 ワンヘルスについて(アジア獣医師会連合大会に出席聴講 (獣医師会東広島支部 平野 政敏)

9 ホルスタイン種における牛伝染性リンパ腫ウイルス抗体陽性牛と血液生化学との関連についての一考察(東広島家畜診療所 茶川 元樹)

10酪農場を対象としたがグラム陰性細菌の薬剤耐性に関するワンヘルスアプローチ解析 (広島大学 大学院統合生命科学   研究科 鈴木 直樹)

11月桃含有サプリメントで改善した胆泥又は胆嚢粘液嚢腫の犬10例(さくらペットクリニック 近藤 寛子)

*公衆衛生講習会
 令和5年1月14日(土)
 広島市 RCC文化センター
  「サル痘・SFTSについて」

*広島県獣医学術学会
 令和5年8月20日(日)
 ホテルグランヴィア広島

 研究発表優秀者表彰
  獣医学術賞受賞
  ・ 愛玩鶏で確認された鳥糸状虫症
     細川 久美子(広島県西部家畜保健所)

  発表
  ・ アジア獣医師連合会(FAVA)大会を聴講して「ワンヘルス   」への取り組みについて
    平野 政敏(広島県獣医師会東広島支部)

  ・県内産ハチミツにおける腐祖病菌の検出状況について
    船守 足穂(広島県西部家畜保健衛生所)

  ・鶏マイコプラズマ検査効率化の取り組み
    兼広 愛美(広島県西部家畜保健衛生所)

  ・ヘルニアのう補強による臍ヘルニア整複術を行った黒毛   和種育成牛の2症例
    金子 宗平(広島県農業共済組合・家畜臨床研修所)

*中国地区獣医学術学会
 令和5年9月30(土)〜10月1日(日)
 米子コンベンションセンター
 
  獣医学術中国地区学会賞受賞

  ・ 愛玩鶏で確認された鳥糸状虫症
     細川 久美子(広島県西部家畜保健所)

発表
  ・鶏マイコプラズマ検査効率化の取り組み
     兼広 愛美(広島県西部家畜保健衛生所)

  ・県内産ハチミツにおける腐祖病菌の検出状況について
    船守 足穂(広島県西部家畜保健衛生所)

  ・エコーによる牛胎子期蹄底幅サイズと出生時体格の関係
   秋田 真司(NOSAI広島東広島家畜診療所)

  ・ アジア獣医師連合会(FAVA)大会を聴講して「ワンヘル   ス」への取り組みについて
    平野 政敏(広島県獣医師会東広島支部)

*中国公衆衛生講習会
 令和5年11月19日(日)
 山口グランドホテル
  「ワンヘルスについて」

*産業動物臨床講習会(中国地区)
 令和5年11月24日(金)
 岡山コンベンションセンター
 「乳牛の飼養管理と疾病」
:
*日本獣医学術学会
 令和5年12月1日(金)〜12月3日(日)
 神戸国際会議場
 
発表
  ・鶏マイコプラズマ検査効率化の取り組み
    兼広 愛美(広島県西部家畜保健衛生所)

*研修会
 令和5年12月14日(木)
 白竜湖
 「ワンヘルスについて」
   平野 政敏

*広島県獣医師会公衆衛生講習会
 令和6年1月27日(土)10:00〜15:30
 広島県動物愛護センター

演題及び講師
・人間動物関係学の研究を通して見る人と動物がともに生きる社会
  谷田 創 先生
  (広島大学大学院統合生命科学研究科 名誉教授・ヒトと動物の関係学会 会長)

・人と動物の共通感染症 近年話題の感染症を中心に
 福田 伸治 先生
  (広島アニマルケア専門学校 非常勤講師)

令和5年度広島県獣医師会東広島支部並びに岡山理科大学学術学会
日時:令和6年3月14日(木)10:00〜14:00
場所:東広島家畜診療所(東広島市高屋町稲木284−1)
演題
 1.タイストール牛舎におけるホルスタイン種搾乳牛の飛節    スコアを用いた運動器の評価
       (岡山理科大学  久枝 啓一)
 2.泌乳ステージが健康牛の乳中細菌叢組成に与える影響
      (岡山理科大学  篠塚 康典)
 3。野間馬新生子死個体の代謝解析
      (岡山理科大学  北川 均)
 4.細菌同定キットについて〜その結果本当に合っています   か?〜   (広島県西部畜産事務所 兼広 愛美)
 5.病性鑑定を実施した小羽数養鶏場における課題
          (広島県西部畜産事務所  細川 久美子)
 6.広島県産ハチミツを用いた腐祖病菌の検出状況
         (広島県西部畜産事務所 船守 足穂)
 7.短期肥育牛の血中銅及び亜鉛濃度の遡及的調査
         (広島県西部畜産事務所 渡久川 兼誉)
 ランチョン  ワンヘルスについて(第2弾)
                 (平野 政敏)
 8.ネコノミの多量寄生によって重度貧血を呈し死亡した子    牛の1症例
         (東広島家畜診療所 秋田 真司)
 9.腸内細菌科細菌の生乳小増殖能に及ぼす宿主及び細    菌の鉄補足因子の影響
          (広島大院統合生命  鈴木 直樹)
10.肝機能指数を応用した酪農牛群での移行期管理の評価   方法の検討
           (家畜臨床研修所   金子 宗平)

第64回広島県獣医学術学会

令和6年8月25日(日) ホテル グランヴィア広島にて
研究発表優秀者表彰
(1)獣医学術賞受賞(第63回広島県獣医学術学会発表演題)
県内産ハチミツにおける腐蛆病菌の検出状況
       船守 足穂 (広島県西部家畜保健衛生所)
発表
(1)肝機能指数を応用した酪農牛群での移行期管理の評価方法の検討  金子 宗平 (広島県農業共済組合 家畜臨床研修所)

(2)猫伝染性腹膜炎370例の治療中に発生した併発疾患の報告   佐々木 雄祐 (さくらペットクリニック)

(3)「ワンヘルス」の啓発の取り組み並びにその成果について
     平野 政敏 (広島県獣医師会・東広島支部)

(4)交雑種子牛群におけるネコノミ多量寄生による重度貧血の集団発生  秋田 真司 (広島県農業共済組合 東広島家畜診療所)

  広島ワンヘルスデー 広島県動物愛護センター
   令和6年12月7日(土)

  *畜産動物の福祉について
    広島大学大学院総合生命科学研究科 名誉教授 谷田創先生

  *食の安全セミナー 鶏肉が私たちの口に入るまで

    GALLUS JAPAN株式会社 代表取締役佐長 竹ノ内 惇 氏

令和6年度日本獣医師会「獣医公衆衛生講習会(中国地区)」

  災害時ペット対策の視点と課題について
   講師  NPO法人 ANICE理事長  平井 潤子 先生
        令和6年12月21日(土) 米子コンベンションセンター